[アロマのプロが教える]レモン精油の効能・使い方とおすすめブランド3選

精油

皆さん、こんにちは!アロマスタイリストの原裕美子です。今日はレモン精油を紹介したいと思います。レモンはとてもメジャーな柑橘植物なのでその香りは皆さんご存知のとおりです。フレシュさ満点のあの酸味を感じる香りを嗅ぐとリフレッシュっしたり、お腹が空くなど心と身体に色々な作用があるレモン。それでは早速詳しく見ていきましょう!

レモン精油の効能や使い方は?

レモン精油はオレンジやグレープフルーツなどの柑橘精油の一つです。 柑橘系の精油は心身をリラックスに導く作用をするものが多い中、レモンはフレッシュな香りで心身を活性化させることが得意とします。 レモンはもともとインド原産の植物になり中東やアジアに由来する植物で、12世頃にヨーロッパに伝わり食事や薬として活用されてきました。 近年ではレモン精油を漂わせた室内で仕事をするとミスが減るといった研究報告もあり、その芳香が集中力を高めて仕事の生産性向上や認知症対策などに役立つとされ注目を集めています。

レモン精油とは?

レモン精油は心と身体に様々な作用を持ち、マルチに活躍する精油の一つです。 そのフレシュな香りは1日の始まる朝に嗅ぐと脳を刺激し、頭がシャキッとしてモチベーション高く1日が過ごせるのでオススメです。 また刺激的なレモンの香りは抗菌力に優れ、部屋の空気を浄化したり、身体の免疫系を刺激して風邪予防や病気の早期回復を促します。 他にもスッキリした香りは胃腸の調子を活性化させ、二日酔いや乗り物酔いなどの吐き気対策にも効果的です。 このようにレモン精油は心と身体に刺激を活性化させることを得意とする精油です。

レモンの香りの特徴は?

レモンは「フレッシュ」という言葉がまさにピッタリな香りです。気持ちがパッと明るくなるような爽やかさ、みずみずしくさっぱりした香りは一瞬で広がり空間をレモン色に染め上げます。そのフレッシュな香りは130種類以上の芳香物質から成り立ち、レモンを印象づける際立った軽やかなフレッシュさはシトラール、シトロネラールという成分によるものです。香りの性質として揮発が早く瞬発力はありますが、持続力にかけます。あらゆる精油と相性がよく、ブレンドに1滴加えると香りに明るさと鮮度の高い印象を与えます。


レモン精油の基本情報

  • 学名:「Citrus limonen」
  • 科 名:ミカン科
  • 原産国:イタリア、アメリカ、スペイン、アルゼンチン
  • 抽出部位:果皮
  • 抽出方法:圧搾法
  • ノート:トップ
  • 香りの系統:柑橘系
  • 成分一例:リモネン、ベルガプテン、シトラール


レモン精油の効能

心への作用

レモンのフレッシュな果汁がほとばしるような香りは脳を刺激し、記憶力や集中力を高めてくれると言われています。 また鮮烈な香りには高いリフレシュ効果が期待でき、モヤモヤした感情や思考を一掃して冷静な判断力を授けてくれます。

身体への作用

身体には柑橘精油全般が持つ作用として胃腸の働きを高めてくれる為、 消化不良、食欲不振、乗り物酔いや悪阻といった吐き気の症状を和らげてくれます。 そしてレモンならではの作用としては身体を温め血液&リンパの流れを促すことで、余分な水分や老廃物の排出を促すといった働きがありあます。 浮腫、肩凝り、慢性疲労など身体の巡りが悪いことが原因のトラブルを改善します。 その他にも血管の壁を強化する働きもあり、痔を始めとする血管のトラブルにも効果的です。

肌への作用

肌には血行を良くし、肌細胞の生まれ変わりを促しターンオーバーを正常化する為、くすみ肌&ざらつき肌、 イボ&魚の目などターンオーバーが乱れることで起こる皮膚トラブルの改善に効果的です。 また殺菌&抗菌効果が高くニキビや吹き出物の予防&ケア、雑菌の繁殖による悪臭を抑制するなどのデオドラントを得意とします。 その他にも変わった働きでレモン精油は爪を強くすると言われてます。

レモン精油の使い方

辛いところに湿布薬として

お湯を張ったボールに精油を1滴入れ、ガーゼをくぐらせ身体の辛い箇所に置きましょう。 レモン精油は症状を感じる患部を温め、血流を促すことで発痛物質も押し流し、固まった筋肉を解そうと働きかけ 症状を緩和してくれます。

手作りコスメに1滴

レモン精油はスキンケア、ボディケアに適した精油になります。 マッサージオイルなどに精油を取り込むことで血行促進、鎮痛作用などが期待できます。 冷え性や浮腫対策、また筋肉に溜まった発痛物質や疲労物質を流してコリや痛みの症状を改善に役立ちます。 そして化粧水など基礎化粧品に取り入れると、殺菌消毒作用もある精油なので雑菌が原因の肌荒れに対して予防&改善効果が期待できます。 変わった作用として軽く漂白作用もある精油なので肌代謝機能を上げながらお肌を美白してくれます。

アロマスプレーで芳香浴

レモン精油は香りの性質として一瞬で香りが広がり、すぐに立ち消える為アロマスプレーで芳香浴を楽しむことがおすすめです。 レモンの香りは吐き気や胸焼け&ストレス性の胃痛などを始めとする消化不良の症状を改善し、抗菌作用に優れる性質もあります。 消化器系のトラブルといった身体のケアに、また湿気が多い日などにお部屋の空気の衛生管理や消臭にも役立ちます。

レモン精油使用上の注意&禁忌

高濃度、多量使用は気持ち悪くなったり、皮膚刺激があるのでやめましょう。 敏感肌の人は注意が必要です。 光毒性と言い、紫外線に当たると肌荒れを引き起こす作用があるので塗布後に太陽光に当たることは避けましょう。 ※フロクマリンフリー、FCF,ベルガプテンフリーと書かれた精油は光毒性を起こす成分を抜いているので日中でも安心して使えます。


オススメレモン精油ランキング ベスト3

NEAL'S YARDレモン・オーガニックエッセンシャルオイル10ml

¥2,268(税込)

オーガニックを試すならまずはここから

アロマテラピーの本場イギリス生まれのNEAL`S YARD。その品質は太鼓判です。 本物志向&オシャレも譲れない時にぜひとも選びたい1本です。

naturalpsychosproductレモン精油

¥1,836(税込)

本格的な精油に興味を持った時にお試しで選ぶ精油

生活の木は産地違い、製造法違いなどの精油を豊富に取扱ってます。精油をお試しサイズ&お手頃価格で試したい時にににおすすめです。

Nowfoodオーガニックレモンエッセンシャルオイル30ml<100%>

¥1,436(税込)

コスパ重視でオススメの精油

こちらの魅力はコスパが素晴らしいです。 ただし注意点に、100%ナチュラルと言ってますが国内外の精油認定マークが無くコスメ使用の場合はリスクがありそうです。

スキンケアには不向きかもしれませんが、ディフューザーなどのクラフトを作りや芳香浴では重宝できそうですね。


おわりに

レモン精油オススメ3選いかがでしたでしょうか?レモンは食事のアクセントになるだけでなく、その香りは皆さんの心身の健康にとても役立つ精油です。 ぜひ皆さんの夏のアロマライフに役立ててくださいね。 さて次回はフランキンセンス精油を紹介します。

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