アロマのプロが教える］ゼラニウム精油の効能・使い方とおすすめブランド5選

ゼラニウム精油の基本情報

ゼラニウム精油はにローズと共通の芳香物質を含むため「ローズ・ゼラニウム」とも呼ばれます。ハーバルな香りの中に漂うローズのフローラルな香りはとりわけ女性人気も高く、女性的な心身の不調を整えることが得意とする精油です。

ゼラニウム精油とは？

ゼラニウムはヨーロッパでは古くから厄除けとして庭に植える習慣があり、その愛らしい花と芳香で人々を癒やしてきました。ゼラニウム精油はローズと共通の芳香物質を含み17世紀では香水の原料として重宝され、また現在でも数多くの化粧品にローズの代用品として活用されいます。

ゼラニウムの香りとは？

ゼラニウムの香りはローズに似た花の甘く芳醇な香りの中に、グリーンの青々としたフレッシュさが相まったハーブの香りが印象的です。 主要成分にローズと共通する成分シトロネロールとゲラニオールを含むためローズのような芳醇さが香りがあり、女性的な気持ちを高めてくれます。 その一方でグリーンの青々とした香りもあることで香りに辛味を与えゼラニウムをくどくない甘さ、程よい丸みのある香りに仕上げてくれています。 ゼラニウムは香りに持続時間のある精油で３０分~2時間程香りが持つとされています。

ゼラニウム精油の基本情報

• 学名：「Pelargonium graveolens」または「Pelargonium asperum」
• 科　名：フウロウソウ科
• 原産国：マダガスカル、レユニオン島、エジプト、中国
• 抽出部位：葉と花
• 抽出方法：水蒸気蒸留法（水蒸気で蒸すという最もポピュラーな方法）
• ノート：ミドル
• 香りの系統：フローラル系
• 成分一例：シトロネロール、ゲラニオール、ローズオキサイド

ゼラニウム精油の効能

心への作用

ゼラニウム精油は「バランスを整える」ことを得意とする精油です。ローズと共通する芳香物質はとりわけ女性ならではの感情や心のアンバランスを整えます。また高ぶった精神にリラックスを促す働きがあり、精神的疲労、ストレスケアに効果的です。

身体への作用

ゼラニウム精油は自律神経、また女性ホルモン分泌の調整に働きかけて身体のバランスを調整します。月経不順、生理痛、PMS、更年期障害など女性ならではの不調を緩和に役立ちます。また自立神経を調整することで体外に余分な水分の排出を促し浮腫など生理的な不調にも効果的に働きます。

肌への作用

肌には皮脂バランスをコントロールする働きがある為、脂肌＆乾燥肌＆混合肌など様々な肌タイプでも使うことが可能です。また殺菌抗菌効果の働きにより、ニキビ吹き出物の予防や炎症箇所のケアに活用ができるためスキンケアに好ましい精油になります。

ゼラニウム精油の使い方

アロマバス

アロマバスは存分にラゼラニウム精油を堪能できる使い方になります。 お風呂に天然塩とゼラニウム精油を一緒に入れるアロマバスは精油成分を立ち上がる蒸気と一緒に芳香浴で取り入れながら、同時に皮膚から精油成分を吸収しリラックスと美肌ケアが同時に行うことができます。浴槽いっぱいのお湯に対して精油は1~5敵以内で調整してください。

手作りコスメに１滴

ゼラニウム精油はスキンケア、ボディケアに適した精油になります。基礎化粧品に取り込むことで皮脂バランスを調整し、老化肌に対しては皮膚の若返りを促します。またマッサージオイルに取り込むことで体内の余分な水分や老廃物の排出を促すデトックス効果があり、浮腫、肥満などの症状に効果的です。

ティッシュに垂らして芳香浴

精油をティッシュに２，３滴落として香りを楽しみましょう。 その香りを嗅ぎ呼吸器から体内に取り入れることでホルモン分泌や自律神経のバランスが整えられストレス性の不調や更年期障害、PMSなど女性的な心身のトラブルの改善に役立ちます。

ゼラニウム精油使用上の注意＆禁忌

高濃度での使用、また精油を直接皮膚につけることは避けましょう。 また妊娠初期の精油の使用は控えましょう。（中期以降芳香浴のみ可能）

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おわりに

ゼラニウムオススメ５選いかがでしたでしょうか？ ゼラニウムが女性に人気の理由わかって頂けましたでしょうか？その香りも効能も女性の味方になってくれるゼラニウムは産地や育て方によって 成分も少しづつ異なってきますので、是非皆さんお気にいりの１本をみつけてくださいね。 次回はゼラニウムに続いて人気の精油、ペパーミントを紹介します。